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WING対談 vol.3 「VERNAL AND COMPANY」石崎氏


桜井:
弊社の社名であるWINGをはじめ、「NEW GATE」・「Queen倶楽部」・「極楽男遊〜GOKUDAN」・「Mam's Academy」など、各サイトのロゴも石崎さんに作っていただいたのですが、正直一番苦労したロゴはどれでしたか?
石崎:
何といってもGOKUDANですね。
極楽男遊という漢字を何枚も何枚も手書きしなければならず、本当に時間がかかりました。
筆で和紙に書くよりもティッシュにサインペンで書くほうが、よりリアルな生きた文字の雰囲気が出るのですが、
にじみ方が筆圧によって微妙なので、どこで良しとするのか?
切りが無い作業になってしまいます。
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VERNAL AND COMPANY 石崎洋之氏 |

桜井:
逆に一番スムーズにデザインが浮んだのはどれですか?
石崎:
Mam's Academyですね。
テーマが【親子】とはっきりしているので、初めて話を聞いた時からすぐにイメージが沸いていました。
ただし、ロゴの場合、デザインだけではなく経済性も考えなくていけません。
一色印刷でイメージが伝わるものでなければ優れたロゴとは言えないと思います。
三次元のものを二次元で表す点で苦労したのは、Mam'sも同じですね。

桜井:
Mam's Academyのロゴは各方面で評判が良く、「ユニセフの関連事業ですか?」と聞かれた事もあります。
優しさと信頼性。何よりも親子の愛情が満ち溢れている素敵なロゴだと思います。
あの肩越しのお花がアクセントになっていますよね。当初から入れる予定だったんですか?
石崎:
ロゴを製作する時に左右対称のシンメトリーをまず最初に心がけて、最後に崩してバランスを取るんですが、
Mam'sの場合もシンメトリーのロゴでは何か活力が足りない感じがして、新芽の双葉か?お花か?で悩みましたが、
華やかな感じがMam's Academyを主宰している桜井さんのイメージだと思いました。
サイトに素敵なお母様方が集まってくれることも大きな期待でしたからね。

桜井:
ロゴというのは、Visual Communicationとも言われ、
見た目で何を伝えるのか?あるいは、目で見たものをいかに伝えるのか?ということだと思いますが、何を一番心がけているのでしょうか?
石崎:
一番に求められるのは、長く使っていても飽きないということ。二番目は、会社のイメージをより膨らますこと。
そして、三番目が先ほど言った経済性ですね。
何色も使って表現すればより伝わりやすいものになりますが、封筒や便箋など会社で多量に使うものは、一色刷りで大丈夫なものに
しなければ印刷コストがかかってしまいますので最終的に、一番大切なことになってしまうかもしれませんね。
それと、産み出すまでの苦労が見破られてしまうようではプロとして失格だと自分自身へのプライドとして心がけています。

桜井:
石崎さんらしいこだわりで、素敵だと思います。
容姿がダンディーでソフトな印象を受けるのに、やっぱり職人なんですよね。
石崎:
一番こだわっているのは、あくまでも見る人の観点。見た目が大事ということですよね。
たとえば、日という文字も、真ん中の一が定規で測って真ん中に引いてもダメなんです。
真ん中より少し上に引いてこそ見た目に真ん中に写るんです。
田という文字のたての線も真ん中にひいてはだめで、少し右に寄せて書くと真ん中に見えるんです。
従って、田という文字の中にある四つの四角の面積は全部違うことになりますよね。
でも、見た目には全く同じ大きさの四つの四角の窓にみえるはずです。
見た目ということでは、だまし絵の技法もロゴではよく使いますよ。

桜井:
石崎さんに作ってもらったロゴを見ていると、このロゴに恥じないように頑張らなければ…と、
勇気・やる気・元気が沸いてきます。凄く感謝しています。
目立たない存在のようで、会社の理念や姿勢をしっかり背負っているロゴマーク。
今一度、見直される存在なのかもしれませんね。
本日は、素敵なお話をたくさんお伺いできて嬉しく思っています。有難うございました。
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